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MG-H1 Conpetitive ELISA kit
概要
終末糖化産物 (Advanced Glycation End Products: AGEs)は、主としてタンパク質と還元糖とのメイラード反応により生成される化合物群です。AGEsは加齢や糖尿病などに関連して増加すると考えられています。AGEsの中でもMG-H1(methylglyoxal-hydroimidazolone 1)は、メチルグリオキサールとアルギニン残基から、メイラード反応を経ずに生成されるという特徴があります。
これまで、通常MG-H1はLC-MS/MSによって測定されてきましたが、本製品によりヒト血清及び尿中に含まれる遊離型およびタンパク質結合型のMG-H1を、ELISAにより高い特異性で簡便に総量測定できるようになりました。
これまで、通常MG-H1はLC-MS/MSによって測定されてきましたが、本製品によりヒト血清及び尿中に含まれる遊離型およびタンパク質結合型のMG-H1を、ELISAにより高い特異性で簡便に総量測定できるようになりました。
終末糖化産物(AGEs)とMG-H1
食事由来の外因性AGEsと生体内で生成される内因性AGEs
AGEsは、主に2つの経路から体内に存在します。1つは食品から取り込まれる外因性AGEs, もう1つは体内の糖化反応によって生成する内因性AGEsです。
内因性AGEsは、高血糖や酸化ストレスなどの代謝異常により増加した反応性カルボニル化合物(例:メチルグリオキサールなど)が、体内のタンパク質・脂質・核酸と非酵素的に反応することで、様々な種類のAGEsとして形成されます。

研究対象AGEsとして注目されるMG‑H1
AGEsは過剰に生成されると、分解されにくいため排泄・処理しきれず組織に蓄積します。
蓄積されたAGEsは炎症や酸化ストレスを引き起こし、多くの疾患の一因になると報告されています。
MG‑H1は、AGEsの中でも生体内における重要な構成成分の一つです。
糖尿病合併症や慢性腎臓病との関連が報告されており、リスク評価に有用なバイオマーカー候補として注目されています。

製品仕様
| ELISA | 競合法 |
|---|---|
| 測定対象 | 遊離MG-H1およびタンパク質結合MG-H1の総量 |
| 測定範囲 | 0.256-25 µM |
| 測定時間 | 約2時間 |
| 検体 | ヒト血清・ヒト尿 |
| 保管温度 | 1-10℃ |
| 製品名 | 製品番号 | サイズ |
|---|---|---|
| MG-H1 Conpetitive ELISA kit | 49248900 | 1 kit(96 wells) |
標準曲線例
本製品は、競合法に基づくELISAを用いて、血清または尿中のMG-H1濃度を測定するキットです。
検体中のMG-H1量が多いほど、吸光度は低下します。
参考文献
1. Nakamura T., et al. (2023) Cardiovasc Diabetol. 22:147
2. Rabbani N., et al. (2022) Int J Mol Sci. 24:152
3. Yamaguchi H., et al. (2021) Glycoconj J. 38:293
ダウンロード資料
関連キーワード
糖化ストレス、糖尿病、老化、加齢性疾患、エイジング、抗加齢研究、栄養食品科学、炎症・免疫




