マトリライシンはマトリックスメタロプロテアーゼ（MMP）の一種であり、フィブロネクチン、ラミニン、IV型コラーゲン、ゼラチン、エラスチン、エンタクチン、プロテオグリカンなどの種々の細胞外マトリックスタンパク質を分解します。組換えヒトマトリライシン（rMMP-7）は、E. coliで封入体として発現させ、再生を行って得られた組換えヒトプロマトリライシン（rProMMP-7）にρ-aminophenylmercuric acetateを加えて活性化したものです。

比活性　≧3,100 units/mg
1.82 mg/mL Azocoll, 50 mmol/L Tris-HCl（ pH 7.5） , 0.2 mol/L NaCl, 10 mmol/LCaCl₂, 0.02％ NaN₃, 0.05％ Brij 35中で反応させ、37℃で1分間に1 μgのAzocollを分解する酵素量を1 unit（U）とします

約2 mg/mL（0.15 mol/L NaCl及び5 mmol/L CaCl₂を含む10 mmol/L HEPES緩衝液, pH 7.4）
冷凍（-80℃）
凍結融解のくり返しは避けて下さい。