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分化誘導ペプチドW9/研究用試薬
概要
W9ペプチド(WP9QY)は、9個のアミノ酸から構成される環状ペプチドです(1)。W9ペプチドは、破骨細胞形成抑制作用を持つことが既に報告されていますが(2)、 この度、新たに骨形成作用及び軟骨修復作用を有することを見出しました(3,4)。マウス骨芽前駆細胞MC3T3-E1細胞にW9ペプチドを添加することにより、ALP活性亢進や石灰化を誘導できます。
本製品は上記活性を有するペプチド溶液として調製されていますので、バイオアッセイにそのまま使用することができます。
製品仕様
- 製品形態
- :ペプチド溶液
- 保存条件
- :冷凍 (-70℃以下)
- 濃 度
- :10 mg/mL 以上
- 品質規格
- :MC3T3-E1細胞でのALP活性亢進
- エンドトキシンレベル
- :< 0.1 EU/μg
- 容 量
- :1 mg x 2本
使用上の注意:
①恒温槽(37℃)等を用いて2~3分程度で素早く融解させ、融解後はすみやかにご使用下さい。
②泡立てたり激しく攪拌すると、粘性が増すことがございますので、避けて下さい。
③上記の方法で融解した場合にも、溶液が濁るもしくは粘性が増すことがございます。
その場合には、0.1 Mの水酸化ナトリウム溶液を 数 µL添加(100 µLペプチド溶液に対し3 µL程度)すると、濁り及び粘性は改善します。
④細胞培養に本製品を使用された場合、細胞上に沈殿物が見えることがございますが、活性に影響はございません。
基礎データ
関連キーワード
骨代謝領域
お問い合わせ
包装 | 製品番号 | |
---|---|---|
1 mg × 2 | 47010900 |
参考文献
- Takasaki W, et al. Nature Biotech. (1997) 15, 1266-1270.
- Aoki K, et al. J Clinical Invest. (2006) 116, 1525-1534.
- Furuya Y, ASBMR 2014 SU0094.
- Furuya Y, et al. JBC (2013) 288, 5562-5571.
ダウンロード資料
※本品は研究用試薬であり、医薬品ではありません。