β-NADH

β-NADH
β-Nicotinamide-Adenine Dinucleotide (Reduced form)
β-ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド (還元型)

化学式

構造式

組成式: C21H27N7O14P2・Na2
式量: 709.4

 

規格

純度
酵素反応に基づく純度(ADH)  ≧95%
水分 <8%
Na: 6.5±1.5%
UV吸収スペクトル分析値
260nmでの分子吸光係数(pH 10)
・・・ :  (14.4±0.5)×103L/mole/cm
340nmでの分子吸光係数(pH 10)
・・・ :  (6.3±0.2)×103L/mole/cm
吸光度の比(pH 10)・・・ /: 0.82±0.03
吸光度の比(pH 10)・・・/: 0.23±0.02
吸光度の比(pH 10)・・・/: 0.43±0.01

分析方法

I.分光光度計による純度測定方法
波長: 340nm, 光路長: 1cm
反応液組成

  a b c
Acetaldehyde buffer*(1) 5.0mL 5.0mL 5.0mL
ADH(50IU/mL) 0.2mL - 0.2mL
NADH(0.50mg/mL)*(2) 0.5mL 0.5mL -
Distilled water 0.3mL 0.5mL 0.8mL


*(1)1.0mol/L Acetaldehyde 8mLと1.0mol/L Tris-HCl buffer pH 7.5 20mLを混合後、蒸留水で240mLにメスアップする。
*(2)Tris(10mmol/L)に溶解
II.計算式

ΔA = 340nmにおける吸光度変化量 Ab 340-(Aa 340-Ac 340)
V = 最終液量(6.0mL)
MW = 分子量(665.45, 無水・無塩の場合)
6.3×103 = 340nmにおけるNADHのモル分子吸光係数(L・mol-1・cm-1
d = 光路長(1cm)
v =試料液量(0.5mL)
s =試料濃度(0.5mg/mL)
S =Na(%)
W =水分(%)

基礎データ


保存

冷凍(-20℃以下)
NADHが吸湿すると、酵素反応阻害物質が速やかに形成される。
溶液は酸性できわめて不安定。pH10-11でもっとも安定である。

関連キーワード

体外診断薬、生化学、補酵素、AST/ALT、UN、BUN、尿素窒素、Ammonia、アンモニア、NH3

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包装 製品番号
5g 44326000
10g 44327000
バルク -

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本品は研究用試薬であり、医薬品ではありません。